大阪城の柱の継手に挑戦してみた

どーもーAKIRAです
わたくし大工をしています、現代の大工は機械化が進み、「より早く丈夫に」が求められていますが
その昔はすべてが手作業で、手道具をどれだけ上手に使えてどれだけ繊細な作業ができるかがカギとなります
職人の気質からして、大工はそもそもが腕を競いあう職業であったと思いますね
自分はこんなにむつかしい仕事ができるんだ、と
だれもまねできないものを作ったりして
当時の大工は形にして見せることで自分の腕をアピールするんですね、
その一部が在来軸組み工法における「継手」と言えるでしょう
継手とはそもそも何なのかと言いますと、木をつなげるための仕掛けとなります
木と木を加工して、組み立てるための手法となります
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↑こんなのですね、手元に職業訓練校時代の教科書しかなくてww
木を加工して組むための木材加工をし、繋げる技法を「継手」と呼びます

そして、昔の人は、ほかの職人と競い合い高めることで様々な継手を開発したとおもいます。

現代の大工において、木の継手(つぎて)などは
今時、挑戦することではありませんし
手作業でそんなことはしませんねぇ・・工場加工があたりまえですねぇ~~
「プレカット」ってやつですねぇ~ 常識です
もはや、覚えることも、チャレンジすることも
必要のないことを今回私はしたということですね笑

しかしながら、わたくしも昭和の大工なので
不思議なものには興味がありますね
なので挑戦することにしました、そして実際に作ってみたので紹介します

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わたくしが初めてこの形の継手を見たときに、「なぜ??・・・・」
と思いました、だって入るわけないもんって思ったんでw

皆さんはわかりますか?
わたしはこの形をした、べつべつの木が、はまってることに
とても不思議でしたね

この不思議な継手は、現代の科学でエックス線で解明されたようです
すごすぎですね!!昔の大工さんはすごいです

解明された映像を見たときにAKIRAもこれならつくれるなぁと思って挑戦しました

以上、継手に挑戦したみた話でした~~

akira の紹介

ブログ担当のアキラです42歳に成長しました 大工をしてます、おやじの会では会長をしてます 酉年、うお座のA型です、 趣味はウィンタースポーツです スキー、スノボ☆
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大阪城の柱の継手に挑戦してみた への2件のコメント

  1. イッシー! より:

    こんにちは~
    ちょっと4月はじめ~5月中旬まで忙しくって

    久しぶりにブログを拝見してます(^^;)

    今はコンピューターの発達や、
    工具も便利な機能とかが付いているけど、

    昔々の大昔は、寸法の計算も加工も
    全て大工さんの腕一本でやってたんですよね~

    大変な職業だと思いますが、
    身体に気を付けて頑張ろう!

  2. akira より:

    イッシー☆どーもー
    いろんな職業があっていろんな人がいて素晴らしいですよね
    おやじの会もほんとにいろんなスペシャリストがいてすごい会だなと思いますよ
    お互いに頑張りましょう
    テンキュ( *´艸`)∩

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